千葉県「みほ様(46歳女性)」による口コミの体験談です。

10年前、専業主婦で家計を任されていた私は毎月50万円手取りがある夫の給与の半分を借金の返済に充てていました。
子供達は幼くても、幼稚園や習い事の月謝も段々と高額になり、何より借金の存在を知らない夫にお金が無いとは言えず、生活費の不足を返した分を又借りて補填する、を繰り返し、どんどんと借金の総額が膨れ上がりました。

ある日、1社のクレジットカードの明細が届くと、来月の支払いが15万円・・・・金利だけで3万円近い借り入れ残額が250万円・・・・
そう言えば後3枚あるクレジットカードと、3社の消費者金融の残額は合わせて一体幾らになるんだろう。
この時、初めて確認しました。それまでは総額を知るのが怖くて確認出来なかったんです・・・

730万円・・・・
もう無理だ、返せる額じゃない・・・・

大部分は夫名義の借り入れです。
呆然とした時「離婚して夫に借金を押し付ける」と一瞬悪魔の様な考えが過ぎりました
夫は何も知らない借金なのに・・・・

自己破産しかない、と思って色々とサイトを調べたら、そこには、返済を免除された後は普通に暮らしていける、薔薇色の世界が展開していました。
その時初めて、自己破産をしても選挙にでも出ない限りは、一見すると普通に暮らしていける、という事も知りました。

自己破産する・・・夫が。
一番のネックは夫への借金の告白でした。
元々、借り入れが膨らんでいる、と夫に言えてたなら、こうなる前になんとかなっていた筈です。

申し訳ない、逃げたい、でも逃げようが無い、悩んで悩んで、もう死のうか、と思った時、「個人再生」と言う方法がある事を知りました。

家等の財産を処分しなくてはならない自己破産と違って、個人再生は持ち家に住み続けたまま借金を無理が無い範囲で返済して数年で終了します(カード会社などに残額を減額して貰います)

やっぱり夫には言えない・・・・自殺して保険金で払おうか??
でも、借金で死んだら元も子も無いです。
母親が借金を隠して自殺して、保険金で支払ったと知ったら子供達はどれだけ傷付くでしょう。

個人再生を知った日、罵られる覚悟を決めて夫に全てを打ち明けました。
夫は・・・・・薄々は感づいていたようで怒りませんでした
現実は現実として受け入れて、どうするか、を考えよう、と言いました。

この時、夫に押し付けて離婚しようか、なんて悪魔の様な考えを一瞬でも持った自分を深く恥じました。
何年も誰にも言えずに悩んだ借金も夫に打ち明けた途端に解決に向かいました。
当時の個人再生の条件として、借金の連帯保証人になっていては駄目、という条件があって、実家の住宅ローンの連帯保証人を外せなかったので、債務整理を選択して5年かかって全額を返済しました。

夫に打ち明けた日、借金の残額が700万円を超えていましたが、5年間で返した総額は450万円でした。
金利を免除して貰い、元金のみ返済、その元金も過払い金返却請求で残金が50万円が4万円程度に圧縮されたり、ゼロになってお金が戻ったり、で最終的に300万円近く減額されていました。
あの日、夫に打ち明けなければ、お金の為に死んでいたかも知れません。
ああなる前に、打ち上げていれば・・・と悔やんでばかりですが時間は戻せません。

今の日本で借金で命を無くす事は無い、という言葉を何度も聞きました。
苦しんでいた当時は「無責任なことを」と思いましたが、今となって思うのは「その通り」です。

現在苦しんでいる人は何も考えられないかも知れませんが、勇気を出して欲しい、そう切に願います。